「松本昌子人形展」を開催しています。
小さな頭部に対して長い手指など一見アンバランスに見える容姿と言い、目を伏せ者を思うような表情と言い、一種特異な松本昌子さんの人形の世界は、不思議な静けさと奥深さに包まれています。
松本昌子さんの作品の魅力の一つは、古今東西の布を何層にも重ねあわせた衣装です。
小さな愛らしい作品も・・・
ふかふかの座布団の上でポーズをとる「ざぶとんねこ」です。
「まねきねこ」も布を重ねた衣装をまとった1点ものです。
ゆらゆらとまるで水中をおよいでいるかのようです。
「富と幸運を招く魚」と言われる金魚を部屋に泳がせてみたくなります。
「陶人形」
頭と手足が陶でできていますが胴体は柔らかいので、ポーズを変えて楽しむこともできます。
ケニヤで暮らした作者ならではのスタイルです。